Pages

Thursday, April 9, 2020

腸内細菌の解析に貢献できる「医学研究支援ミニゲーム」が「ボーダーランズ3」に登場、プレイしてゲーム内報酬もゲット可能 - GIGAZINE


FPSをベースにRPGの成長システムとハックアンドスラッシュゲームの戦利品システムを組み込んだ人気ゲーム「ボーダーランズ3」の作中に、医学研究を支援できるミニゲーム「Borderlands Science」が登場しました。「Borderlands Science」はパズル形式のゲームとなっており、パズルを解くことで「人体の腸内微生物叢(腸内フローラ)をマッピングして比較する」という研究の手助けができます。

「ボーダーランズ・サイエンス」をプレイしよう!
https://borderlands.com/ja-JP/news/2020-04-07-borderlands-science/

現代ではさまざまな研究にコンピューターが使われており、コンピューターがデータの解析を行ってくれる時代です。しかし、コンピューターは人間とは比べものにならない速度で解析を行ってくれますが、常に完璧に解析を行ってくれるわけではありません。


ボーダーランズ3に新たに登場したミニゲーム「Borderlands Science」は、パズルを解くことで「腸内フローラ」を解析するコンピューターのエラー検出作業に貢献できるというもの。人間の腸は、糖尿病・うつ病・自閉症・不安障害・肥満などのさまざまな病気や健康状態に関係していることがわかっています。そんな腸にはたくさんの細菌が住んでおり、それぞれの細菌の分布状況は「腸内フローラ」と呼ばれています。この腸内フローラをマッピングすることで、腸内環境をよりよく理解する研究が進み、そういった研究の中から新たな治療薬や治療薬が生み出されると期待されています。

腸内フローラの研究に役立つ「Borderlands Science」がどんなものかは、以下のムービーを見るとわかります。

Borderlands 3 - Borderlands Science Official Trailer - YouTube

人間の体内には多数の微生物が住み着いており、その微生物が人体に与える影響は多大です。


そんな微生物もそれぞれがDNAを持っています。しかし、似通った微生物は似通ったDNAを持っているため、コンピューターの解析作業にエラーが生じがちだという問題があります。


「Borderlands Science」は人間の排せつ物から微生物のDNAを収集し、そのDNAを整理整頓するコンピューターを手助けするミニゲームです。


微生物のDNAはそれぞれ変換されて、ミニゲーム中のパズルの「タイル」として登場します。実際のゲーム画面が以下。このタイルはそれぞれがDNA鎖上のヌクレオチドを表しています。


タイルをクリックすると……


クリックした位置に、右側に並んでいる矢印アイコンが置かれます。矢印アイコンの示す向きに、もともと置かれていたタイルが押し出されます。


同じ種類のタイルを揃えると、得点を獲得できます。こうやってタイルを揃えることで、現実のコンピューターのエラー検出作業に貢献可能という仕組み。


このゲームを通したプレイヤーたちの協力により、研究が数十万時間分も進む可能性があるとのこと。プレイヤーたちは「Borderlands Science」をプレイして研究に協力する報酬として、ゲーム内通貨やキャラクタースキンなどを獲得可能です。


作中の拠点となる宇宙船「サンクチュアリ III」内に「Borderlands Science」は設置されており、自由にプレイが可能です。


「Borderlands Science」は、マギル大学・Massively Multiplayer Online Science(MMOS)、カリフォルニア大学サンディエゴ校医学部が協力する腸内微生物研究プロジェクト「The Microsetta Initiative」の一環とのことです。

この記事のタイトルとURLをコピーする

Let's block ads! (Why?)



"ミニ" - Google ニュース
April 09, 2020 at 09:20AM
https://ift.tt/3e7Krla

腸内細菌の解析に貢献できる「医学研究支援ミニゲーム」が「ボーダーランズ3」に登場、プレイしてゲーム内報酬もゲット可能 - GIGAZINE
"ミニ" - Google ニュース
https://ift.tt/38jjDvd
Shoes Man Tutorial
Pos News Update
Meme Update
Korean Entertainment News
Japan News Update

No comments:

Post a Comment