新型ウィルスの影響で、いつもよりさらに健康が気になる昨今。
うがい・手洗い、マスクのつけ方などを意識していて対策していても、体づくりで非常に重要なことをうっかり忘れていませんか?
絶対休めない人の風邪対策。モーニング娘。’18の鉄人ガール、生田衣梨奈がしてること
健康も美容も、すべての基本となるのは「日々の食事」です。
ここがおそろかであっては、どんな対策をしても効果が薄くなってしまう……ということもあり得ます。
そこで、きちんと健康で美しい体を作るために重要な「食事」のコツを、管理栄養士の篠原絵里佳さんにうかがいました。
【前提】糖質オフしすぎはもうやめて、賢くきちんと栄養を摂ろう
「糖質を摂りすぎると太ってしまう」ということが強く刷り込まれているあまり、うっかり「糖質ゼロ」な食事をしていませんか?
でも、糖質は体にとって悪者ではありません。
「糖質」と「たんぱく質」をきちんと摂ることで、健康で美しい体が作られていきます。
【1】悪者扱いされがちだけど…そもそも「糖質」って何?
◆糖質のもっとも重要な役割
ダイエットでは悪者扱いされる糖質ですが、「活動のエネルギー」「生命維持のためのエネルギー」となる、非常に重要な栄養素です。
脳や赤血球などは、糖質しかエネルギーとして使うことはできません。
もちろん「摂りすぎ」はよく言われているように脂肪となって蓄積されるのですが、「摂らなすぎ」も健康上のリスクになり得ます。
◆糖質と腸内環境の関係性
美容面でも健康面でも「美腸」がフィーチャーされますが、この腸内環境においても糖質は非常に重要。
腸内環境は「いかに善玉菌を増やすか」がポイントですが、糖質はこの善玉菌のえさとなり、悪玉菌から出る有害物質(肌荒れの原因)を分解してくれます。
【2】過剰な糖質制限のリスク
過剰な糖質制限をしてしまうと、主に下記のようなリスクがあります。
◆本来体を作るべきたんぱく質が、エネルギーとして使われてしまう
よく知られているように、たんぱく質は体を作るモト。しかし、糖質制限によりエネルギーが不足していると、体を作る本来の働きを後回しにして、体はたんぱく質をエネルギー源とします。つまり、肉や魚などからたんぱく質を十分に摂っているつもりでも、糖質が不足していると「たんぱく質不足」になってしまいます。
過剰な糖質制限によってたんぱく質がエネルギーとして使われてしまうと、下記のようなことが起きます。
・体を作ることができなくなる
血液、骨、筋肉、臓器、皮膚……すべてはたんぱく質が作ってくれているため、貧血、筋肉量の低下や、美容面では肌荒れやしわ・たるみなどが起きやすくなります。
・体の機能を調整する物質を作ることができなくなる
ホルモンや酵素、免疫抗体なども作られにくくなり、さらに風邪や感染症にかかりやすくなるなど、悲しいこと尽くめ(特に感染症は今とても気になりますよね)。
つまり、いくらその他の予防を頑張っていても「糖質・たんぱく質が足りない食生活」をしていては非常にもったいないのです。しっかりと栄養を摂り、強い体を作りましょう。
・神経伝達物質を作ることができなくなる
GABAやセロトニン、アドレナリンなどが作られなくなり、メンタルに影響。イライラしたり集中力が低下したり、疲れやすくなったり……さらに抑うつぎみになったり、夜ぐっすり眠れないなどの影響が出ます。
・太りやすくなる
糖質をゼロにしてダイエットする……どころか、逆に太りやすくなる危険性があります。糖質制限によりエネルギーが不足すると、筋肉を分解してエネルギーに変えてしまうため、筋肉量が減り、基礎代謝が低下します。さらに体脂肪を燃やすのにも糖質が必要となるため、燃えにくい体に……。あらゆる面から「糖質ゼロ」はとても危険。
「糖質ゼロ」が長期化すると、さらに肝機能や腎機能にもダメージを及ぼすなど、体への影響は甚大。
「糖質をとにかく制限すればいい」ではなく「糖質と賢く付き合っていく」ことが非常に重要です。
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March 15, 2020 at 04:01PM
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