米科学誌サイエンスに掲載された、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の小惑星探査機はやぶさ2の観測成果論文で、共著者の一人になった会津大研究チームの平田成上級准教授(49)は23日、「小惑星りゅうぐうで行った実験で、小さな小惑星での人工クレーターの生成過程を初めて詳細に解明することができた。プロジェクトに関わる会津大にとっても重要な成果」とその意義を語った。
平田上級准教授のほか、本田親寿、北里宏平両准教授が共著者となった。宇宙線の影響による風化が少ない小惑星内部の砂や岩は、太陽系誕生時の状態を保っている可能性が高く、太陽系や生命の起源を知る大きな手掛かりとなる。
論文は、プロジェクトチームが実施した、小惑星表面に猛スピードで金属弾を衝突させてつくった人工クレーターから砂や岩などの試料を採取する実験の成果についてまとめた。共著者の3人は今回の実験で、関連する観測機器の開発や運用、解析などに携わった。
平田上級准教授は「人工クレーターの生成過程を観測したことによって、隕石(いんせき)によってできる自然のクレーターについても生成過程を知ることができるようになった」と話す。
りゅうぐうでの実験では、決められた重さ、大きさの金属弾を使用したため、自然のクレーターの生成過程と比較することで、衝突の規模の違いによって生じるクレーターについても生成過程を予測することができるという。
クレーターの生成過程が詳細になったことについて、平田上級准教授は「クレーターの年代測定がより正確にできるようになった。今後の小惑星探査でも応用ができるだろう」としている。
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March 24, 2020 at 09:03AM
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はやぶさ2論文「重要な成果」 会津大准教授ら共著、米科学誌 - 福島民友
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