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Tuesday, February 18, 2020

「PDCA」をもっとうまく回すのに、「なぜ」が重要なワケ(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース

 いまやビジネスパーソンの間では知らない人が少なくないくらい有名なフレームワーク「PDCA」。しかし、変化のスピードが早い現代において、このサイクルが機能しきれていないように思っています。今の時代に必要なのは、「新しいPDCA」ではないでしょうか? 
 私が代表を務めるラーニングエッジ株式会社が月に一度のペースで主催するビジネスセミナーは、3日間で参加費30万円という高額セミナーでありながらも、毎月ほぼ定員(100名)の人数を継続して集客できています。

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 このような高額セミナーへ継続した集客を実現できる秘訣が、実は「新しいPDCA」を回しているから。

 本稿では、私自身が考案したPDCAサイクルにとってかわる「WPDCA」サイクルについて、そのやり方と効果を紹介します。

戦略の8割が失敗するのはなぜか?

 『戦略完遂力 人と組織を動かす6つの策』(堀江 庄平著)によると、経営戦略の「失敗」を経験したことがある人は約8割。

 戦略が失敗する原因の9割は、戦略そのものではなく「実行」フェーズにあると言われています。

 私は、実行フェーズの課題としてPDCAの回し方に課題があると考えています。

 PDCAの定義は人によって多少違うかもしれませんが、ここでは「計画を立てて実行し、実行した後に計画の是非をチェックし、その結果を踏まえ、次のアクションに移す」というサイクルを想定しています。

 PLANで計画して、DOでとりあえずやってみる、というテスト的な実行のニュアンスが強いと思います。

 しかし、DOのところまでいって初めて動き始めるというのでは、現代の競争社会のスピードに追いつけなくなり戦略は失敗に終わってしまいます。

 戦略を成功させるには、しっかり練った計画を実行の段階で仮説検証しなければなりません。

 実行する理由が明確化されておらず、何のためにやっているのか分からない状態では、プロジェクトが途中でストップすることも起こり得ます。

 さらに、戦略を成功させる秘訣として、「PDCA」ではなく、「WPDCA」を回すべきだと考えます。PLANの段階で、「WHY(なぜ)」を突き詰めた状態でないと、意味のある計画や検証はできません。

 かつての生産管理の方法では、試作の状態で実行して、その検証状況を見てやっと行動を起こす、というのが一般的でした。

 しかし、実行結果をもって初めてしっかり行動に移すというのでは、時流や競合の動きが早すぎる現代社会において、先に他社がやってしまっている、という事態が起こります。

 そのため、「WPDCA」の「A」は、ACTION(行動)*ではなくADJUST(調整)でなければなりません。
*Aは「ACT」という説もあります

 「A」の段階で初めてしっかり行動するのではなく、精度の高い仮説と検証に対する調整をするくらいでないと間に合わない、ということです。

 最後に調整をするだけにしておくには、最初の「WHY(なぜ)」がとても重要です。
PLAN、DOまででプロジェクトの行方は8割方決まっているようなものです。

 DOの精度を上げるためには、なぜそれをするのか、という「WHY」が大事で、「PLAN」は「WHY」に基づくしっかりしたものでないといけないということです。

 多くのケースでは、実行計画が立てられていない状態で時間だけがどんどん過ぎていきます。

 スタート段階の「WHY」の言語化ができていないと、何のためにやっているのか、なぜやるのか、が抜け落ちるため、意味のない実行を延々とすることになってしまいます。

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