途中出場だったマジョルカMF久保建英は攻撃にリズムを生んだ。「自分たちが勝ち点3に値した。重要な勝利だった」と残留争いの中でつかんだリーグ戦4試合ぶりの勝利を喜んだ。

果敢な仕掛けが光った。後半9分には左サイドをえぐって味方のゴールを導いたかと思われたが、直前のプレーで別の選手にハンドがあったとして得点は認められなかった。同13分にペナルティーエリア内から放った左足のシュートはGKに阻まれた。久保は「チャンスは決めないといけなかった」と反省を忘れなかったが、モレノ監督は「交代選手がやるべきことをやってくれた」と満足そうだった。(共同)