【北京=羽田野主】米軍によるイラン革命防衛隊司令官の殺害を受け、中国の王毅(ワン・イー)外相は4日、イランのザリフ外相と電話協議した。中国外務省の発表によると、ザリフ氏は米国の「粗暴な行動」を強烈に非難し「米国はひどい結果を招くことになるだろう」と語った。そのうえで中国が緊張緩和に向けて重要な役割を発揮するように協力を求めた。
王氏は「国際関係において武力行使には反対だ」と表明。「米国の軍事手段に出口はなく、イランへの極限の圧力も意味がない」と述べ、米国の対応を批判した。「米国に武力行使の乱用をしないように求め、対話を通じて問題解決するように要求する」とも発言した。
中国とイランは2019年12月下旬にロシアとともにオマーン湾付近で初めての海上軍事演習を実施し、「海上運命共同体」として連携を深める方針を確認した。19年12月末にはザリフ氏が訪中し、王氏と北京で会談。トランプ米政権の「米国第一主義」に反対していく考えで一致した。
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2020-01-04 14:08:53Z
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