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Sunday, January 5, 2020

ダカール初日:乱戦となった開幕日、ミニのザラが首位。アロンソは11番手 - Motorsport.com 日本版

 サウジアラビアを舞台に行なわれる2020年のダカール・ラリー。その初日のステージでは、X-Raid ミニを駆るヴァイドタス・ザラが首位となった。F1で2度にわたって王者となった同ラリー初挑戦のフェルナンド・アロンソ(トヨタ)は、11番手で初日を終えている。

 この日のスペシャルステージは319km。2019年勝者のナサール・アルアティヤがその大半をリードしていた。しかしステージ後半に3度のパンクを負い、リードを失うことになった。

 過去に同ラリーを制した経験を持つステファン・ペテランセルとカルロス・サインツSr.は、いずれもX-Raid ミニを駆って参戦。しかし序盤に数分の遅れとなっていた。そのため、アルアティアが後退した後は、ザラとカリッド-アル・カシミ(プジョー)が首位を争うことになった。

 ただアル・カシミにはステージ終盤にトラブルが発生。最終的には、18分ほど遅れることになった。一方でザラは首位で最初のステージを走破。ザラは昨年はトヨタのマシンでダカール・ラリーに出走し、総合12位となっていたドライバーだが、今年は前述の通りX-Raid ミニで同ラリーに挑戦。2016年のミッコ・ヒルボネン以来、4WDのミニでダカール・ラリーのステージを制した最初のドライバーとなった。

 2番手はペテランセルだったが、2分以上の遅れ。3番手には2分50秒遅れでサインツSr.がつけ、X-Raid ミニ勢がトップ3を独占した。アルアティヤはパンクからなんとか挽回し、5分33秒遅れの4番手となった。

 2005年と2006年にF1王者となったフェルナンド・アロンソは、トヨタのマシンを駆ってダカール・ラリー初挑戦。15分27秒遅れの11位で初日を終えている。

 ダカール・ラリー優勝経験者であるジニエ・デ・ヴィリエとナニ・ローマは、いずれもトヨタからの出走となったが、スローパンクチャーを負いながらのフィニッシュ。厳しい戦いとなり、いずれも20分以上の遅れとなった。

 ル・マン24時間レース勝者のロマン・デュマは、プジョーのマシンを走らせるプライベーターであるRDリミテッドから参戦。しかし65kmを越えた時点でマシンから出火し、リタイアを余儀なくされた。

Stage results (top 10):

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