Pages

Wednesday, September 25, 2019

中国・北京の新国際空港、予定より5日早く開港 記念式典に習近平国家主席も出席 - ニフティニュース

中国・北京の新国際空港、予定より5日早く開港 記念式典に習近平国家主席も出席 - ニフティニュース

 中国・北京の郊外に建設されていた世界最大規模の新たな国際空港が、予定より5日早く、25日に開港しました。

 北京中心部から南に46キロの場所に建設された北京大興国際空港は、日本時間の25日正午から開港の記念式典が開かれ、中国国営の中央テレビが特別番組で放送しました。式典には習近平国家主席も出席して、開港を宣言しました。

 「北京大興国際空港の正式な開港を宣言する」(中国 習近平 国家主席)

 中国メディアによりますと、北京大興国際空港は地上5階、地下2階、空港のターミナルとしては世界最大の規模で、総工費は800億元=日本円にして1兆2000億円を投じています。伝説の鳥「鳳凰」の姿をイメージしてつくられ、上空から見ると中心からターミナルが放射状にのびる形が分かります。

 空港を結ぶ公共交通機関として地下鉄や高速鉄道が整備され、習主席の主導で開発中の国家戦略特区「雄安新区」まで30分で到着するなど、新空港は首都圏の交通の要と位置付けられています。空港内部の移動も便利になり、乗客は安全検査を終えた後、一番遠い搭乗口でも歩いて8分ほどで到着するということです。飛行機の乗り換えも国内線同士なら30分、国内線から国際線でも1時間と、これまでより早くなり、チェックインや安全検査に顔認証システムが導入されるなど、随所に中国最新の科学技術が使われています。

 当初、今月30日に予定していた開港が早まった理由は明らかにされていませんが、習近平指導部としては建国70年の記念日となる来月1日の「国慶節」を前に、最新の技術を国内外にアピールする狙いがあるとみられます。(25日16:54)

Let's block ads! (Why?)



2019-09-25 07:32:00Z
https://news.nifty.com/article/world/worldall/12198-415971/

No comments:

Post a Comment