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Sunday, March 3, 2024

「MINIカントリーマン」に新グレード「E」「SE ALL4」登場 航続距離400km以上のBEVモデル 【ニュース】 - webCG

MINIカントリーマンSE ALL4
MINIカントリーマンSE ALL4拡大

BMWジャパンは「MINIの日(3月2日)」の前日にあたる2024年3月1日、コンパクトSUV「MINIカントリーマン」のラインナップに、電気自動車(BEV)の「E」「SE ALL4」を設定し、販売を開始した。納車は同年第2四半期以降を予定している。

出力130kWの急速充電にも対応

MINIカントリーマンは、ファーストカーとしても使える「MINI史上最大のボディーサイズ」を特徴とするSUVである。日本では2023年11月に予約注文の受け付けをスタート(参照)。初代、2代目は日本では「MINIクロスオーバー」と呼ばれていたが、モデルチェンジを機に海外で使用されている「MINIカントリーマン」に車名を改めることとなった。

今回追加された新グレードのE、SE ALL4は、ともに容量232.0Ah/66.45kWhのリチウムイオンバッテリーを床下に搭載したBEVであり、400km以上の一充電走行距離を実現している。パワートレインの概要は以下のとおり(数値はいずれも欧州仕様のもの)。

【MINIカントリーマンE】
最高出力204PS、最大トルク250N・mのモーターで前輪を駆動するFFモデル。一充電走行距離は462km。

【MINIカントリーマンSE ALL4】
2モーター方式の4WDモデルで、最高出力190PS、最大トルク247N・mのモーターをフロントとリアに搭載。システム全体では最高出力306PS(225kW)、最大トルク494N・mを発生し、0-100km/h加速は5.6秒を実現している。一充電での走行可能距離は433km。

充電については、両モデルともにAC普通充電とDC急速充電の両方に対応しており、前者では11kW、後者では130kWまでの出力を許容。出力130kW以上の急速充電器を使えば、30分で10%の状態から80%まで残量を回復させることができるという。

MINIカントリーマンのラインナップと価格は以下のとおり(※が今回の追加グレード)。

  • MINIカントリーマンC:489万円
  • MINIカントリーマンD:509万円
  • MINIカントリーマンS ALL4:566万円
  • MINIカントリーマンE:593万円(※)
  • MINIカントリーマンSE ALL4:662万円(※)
  • MINIジョンクーパーワークス カントリーマン:667万円

なお、今回追加されたEとSE ALL4は、ともに外部給電機能も備えており、「2024年度のエコカー補助金は発表されていないが、2023年度の支給額に照らし合わせれば、『MINI TOKYO BAY』のある東京都江東区でクルマを登録した場合、最大140万円の補助金が得られる」(BMWジャパン MINI営業部長 山口智之氏)という。

また今後のBEVラインナップの拡充に対応するべく、BMWジャパンでは充電ネットワークの構築も推進。2024年内に、すべての認定ディーラーに出力90kW以上の急速充電器を設置するとしている。

(webCG)

関連キーワード:
MINIカントリーマン, MINI, 自動車ニュース

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