わ〜ん、ついに新型が出てしまいました〜。いや、“出てしまった”という言い方は新型に失礼なので改めますが、やっぱり自分の愛車が旧型になってしまうというのは、ちょっとせつないものですよね。
そうなんです、ついについに、10年ぶりのフルモデルチェンジで新型MINIが日本上陸! 3ドアモデルと、7年ぶりフルモデルチェンジとなった旧クロスオーバー(涙)、新たな呼び名がカントリーマンとなった2台の実車を見ることができました。
ひとことで表すと、ニューMINIの初代が日本上陸した時からずっとその進化を見守ってきて、今回がいちばん、大変身したなぁという印象です。3ドアモデルに関しては、もちろんMINIらしく丸っこいフォルムだったり、4つのタイヤがボディの四隅にしっかり踏ん張っているような、ゴーカートフィーリングを予感させるたくましさのエッセンスだったり、受け継がれているものは確かに感じるのですが、スッキリとした未来的なインテリアや、没入感を伴うという先進のインターフェースの採用など、ビックリするところがたくさんあったのです。
そしてカントリーマンは、わが愛車のクロスオーバーと比べると、ボディサイズが少しずつ大きくなっているので、すごく存在感がありますね。具体的には全長が130mmアップの4445mm、全幅が25mmアップの1845mm、全高が45〜55mmアップとなる1645mm〜1660mm。ホンダ・ヴェゼルより大きく、トヨタ・カローラクロスよりやや小さいといった感覚でしょうか。でもタイヤサイズが20インチというのにビックリです。
シートに座ってみると、前席からフロントガラス越しにボンネットを見る視点は、ほとんど愛車と変わらないかなと感じました。もちろん、インテリアはすごくスッキリとして未来的に変わっているんですが、温かみのあるファブリックを使っていたり、どことなくアットホームな雰囲気が残っているのがMINIらしいですね。
後席に座ると、私の感覚ではヒップポイントがちょっとだけ高く、足をフロアにおろす姿勢がラクに感じ、頭上のゆとりも大きいので開放感があるような!? でも夫に座ってもらうと「ぜんぜん変わらないよ」と言うので、ここは人それぞれの感じ方の違いかもしれません。ただ、わが愛車には後席まである大きなガラスルーフがついており、新型の展示モデルにもついていたのですが、前席と後席の間を仕切るバーが新型の方がかなり細くなっているので、そのせいで開放感があるように感じるのかな、とも思います。
さらにラゲッジは、バックドアを開けた時の開口部や形状はほとんど変わらない印象なんですが、フロアの奥行きが新型の方が長いような。荷物がたくさん積めるようになっているのは、魅力的ですね。
パワートレーンは、今回から3ドアモデルの呼び名となったMINIクーパーに、ガソリンとBEV。カントリーマンにはガソリン、ディーゼル、BEV。欧州以外では日本だけというディーゼルが残ったのはうれしいですが、愛車と同じディーゼルのハイパフォーマンスモデル(S)とALL4(4WD)は消滅してしまったので、単純比較ができないのが残念。
とはいえ、いったいどんな世界観を見せてくれるのか、今から試乗できる日が楽しみすぎる新型MINIです。
からの記事と詳細 ( 【まるも亜希子の「寄り道日和」】新しいミニを見てきました - Car Watch )
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