伝統と先進の「カリスマ・シンプリシティ」がデザインテーマ
独BMWは2023年9月1日、MINI(ミニ)ブランドの「ミニ・クーパー3ドア」をフルモデルチェンジ、現在ドイツ・ミュンヘンで開催中のIAAモビリティ2023で世界初公開しました。
現在のミニは、1959年にブリティッシュ・モーター・コーポレーション(BMC)が開発、およそ40年もの間モデルチェンジすることなく製造されていたクラシックMini(ミニ)をモチーフとして、BMWが2001年に発表した初代ミニを起源としています。
2006年には2代目に進化、2013年には3代目へとモデルチェンジしています。
今回登場した新型ミニ・クーパー3ドアは、BMWミニとしては4代目となる新型モデルです。BMWのリリースでは、クラシックミニを初代として「5代目」と表現されています。
ミニブランドは2030年までに完全電動ブランドになると宣言していますが、今回登場した新型ミニ3ドアもその流れに沿い、発表されたのは「ミニ・クーパーE」および「ミニ・クーパーSE」と、電気自動車(EV)となっているのが特徴です。
デザインは、オリジナルのミニを現代風に昇華、ひと目でミニだというデザインに仕上がっています。
短いオーバーハング、短いボンネットに長いホイールベースという、クラシックなスタイルをベースに、「カリスマ・シンプリシティ」というデザインテーマに基づき、先進テクノロジーとブランドの起源の基本原則を組み合わせています。
ミニ・デザインの責任者、オリバー・ハイルマー氏は「歴史にインスピレーションを得て、当社のDNAを再定義する独自の新しいデザイン言語を開発しました。その背後にあるアイデアは、新しいMINIの各モデルに強力で個性的なキャラクターを与えるデザインであり、ブランドの本質に直観的に焦点を当てた明確で簡略化されたデザイン言語を特徴としています」とコメントしています。
コンパクトセグメントとしては最高レベルのCd値0.28という空力性能を持っているのも特徴です。
インテリアは、クラシック・ミニで有名な「ミニマリストデザイン」を反映。アレック・イシゴニス卿がデザインした1959年登場のクラシック・ミニの内装、中央の丸形メーターとトグルバーの組み合わせは、新型ミニ・クーパーではこれらの要素がステアリングホイールと組み合わされ、最大限に純粋なデザインとなっています。すべてを必要最低限に絞り込んだ新しいインテリアは少数のコンポーネントで対応しています。
中央には高解像度のOLEDディスプレイを装備。先代モデルの丸形メーターと同様、多彩な機能を備えたセンターアイコンがインテリアの特徴となっています。高品質なガラスエッジを採用した薄型タッチディスプレイの直径は240mm。その操作方法はスマートフォンと同じようにメニューからアクセスします。
からの記事と詳細 ( 10年ぶりのフルモデルチェンジで4代目に進化!新型「ミニ・クーパー3ドア」世界初公開 - VAGUE )
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