ハイセンスジャパンは、ミニLEDと量子ドットを使った高性能ディスプレイと画質専用エンジンを搭載した、新しい4K液晶テレビ「UX」シリーズを5月18日に発売する。画面サイズは65型「65UX」と、75型「75UX」を用意。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は65型が39.8万円前後、75型が49.8万円前後。
2011年の国内テレビ市場参入以降、ハイセンス初の本格的フラッグシップとして展開する高級モデル。ミニLEDバックライトや量子ドットフィルム、低反射と広視野角を両立した独自設計パネルに加えて、16bit演算の専用エンジンや様々なAI高画質化技術など、液晶テレビにおける最新技術を投入。他のモデルに比べて価格を抑えながら、「ハイセンス史上最高画質の4K液晶テレビ」を実現したという。
なお、同時発表の4K液晶テレビ「U8K」シリーズは別記事を参照のこと。
新たにFOD/TVer/DAZN/NHKプラス/WOWOWオンデマンドに対応
総合出力82Wの、Dolby Atmos対応サウンドシステムを採用。天井放出のイネーブルドスピーカーが2基、両脇のサイドスピーカーが2基、フロントLRのフルレンジ&ツイーターが4基、背面のサブウーファーが2基の計10スピーカーで、映画やスポーツといったエンタメを迫力の重低音と臨場感で再現する。
またスピーカーの3次元マトリックス測定と独自の音響解析理論を活用した音響最適補正技術「Eilex PRISM」や、サウンドリマスター機能の「Eilex FOCUS」も備える。
プラットフォームは、同社オリジナルの「VIDDA(ヴィダ)」を引き続き搭載。
従来から楽しめるNetflixやPrime Video、Disney+、YouTube、U-NEXTなどに加え、視聴可能な動画配信サービスが増量。新たに「FOD」「TVer」「DAZN」「NHKプラス」「WOWOWオンデマンド」が追加され、全17社の動画配信サービスが楽しめるようになった。
動画配信を自動起動できるリモコンボタンには「TVer」が追加され、計10個のダイレクトボタンを搭載した。
新4K衛星放送チューナー(BS4K/110度CS4K)を2基、地上/BS/110度CSデジタルチューナーを3基搭載。別売の外付けUSB HDDを接続することで、4K放送の裏番組録画や、2K放送の2番組裏録が行なえる。
HDMI入力は4系統で、HDMI 1~2のみ4K/120p入力に対応。ちらつきやカクツキを抑えるVRRや、ゲーム機と連動して低遅延/高画質モードを自動で切り換えるALLM機能も利用可能。また、4K/120pおよび2K/120p入力において約0.83msの低遅延を実現する「ゲームモードPro」を搭載しており、FPSや格闘ゲーム、アクションゲームなど判定にシビアなゲームも楽しめる。
コンテンツのフレームレート(fps)とテレビのリフレッシュレート(Hz)を同期させて、カクツキやティアリングを低減するAMD FreeSync Premiumにも対応する。
ネットワーク機能としては、新たに“サーバー機能”を搭載。従来は家庭内(DLNA環境)にあるレコーダーで録画した番組を再生できる“クライアント機能”しかなかったが、新モデルでは、録画した番組をクライアント機へ送信できるようになった。なお、クライアント機能を備えるハイセンス製テレビは、U9H/U7H/A6H/A6Gなど、2018年以降発売のモデルとなる。
ほかにも、スマートフォンの画面をテレビに映し出せる「スクリーンシェア」「AirPlay 2」や、テレビの音声を無線ヘッドフォンで楽しめるBluetooth対応、発話でチャンネル/音量/入力切替などが操作できる「VIDAA Voice」などの機能もサポートする。
アルミ成型のヘアライン仕上げを施した、スタイリッシュな筐体デザインを採用。画面とフレームを一体化したベゼルレスで、スタンドはメタリックヘアラインで仕上げた。
からの記事と詳細 ( “ハイセンス史上最高画質”のミニLEDテレビ。16bit映像エンジン搭載 - AV Watch )
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