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Wednesday, December 7, 2022

奇才が手掛けたミニはユーモアで溢れていた! - GQ JAPAN

ポール:ストリップのなかで、将来、ひとつでもミニが採用することを、私たちは期待しています。

オリバー:自動車でステンレス・スチールのまま、というのは、デロリアンだけでしょうね。

Q:デロリアンができるなら、ミニもできるでしょう。

オリバー:そうですね。サンキュー。

ともに楽しみながら手掛けた1台

Q:今回のコンセプト・カーの製作の目的は何だったのでしょうか。そして、それは達成されましたか?

ポール:もちろん、私のゴールは達成しました。なぜ、製作したかいうと、すごくよいことだと思ったんです。ミニという会社がチームとして、私に機会を与えてくれて、それは量産して金銭的な利益にはならないにしても、チームに異なる考え方を誘発するという利益がある。

Q:もし量産化して、1800台とか販売することになったら、ビジネスとしてはそっちのほうがいいでしょう。

ポール:そうかもしれませんが、できないということは初めからわかっていたから。1台完成して、それが公道で走れたら最高ですが。私も個人的に運転したい。

オリバー:ハンドメイドなんです。アッセンブリーに6カ月。モデラー、テクニシャンの10人が参加しました。これは全部コストですから。

ポール:ドリーム・カーだね。

オリバー:もちろんです。ワークショップをスタートしたときはどうなるかわかりませんでした。でも、すべてのコンセプトカーはクリエイティブです。インパクトがあって、エンジニアたちも私たちももう1度考えることができた。目的は達成できたと思います。

ポール:イノベーションですよね。将来への投資だと思っています。

Q:そもそも、なんでポール・スミスだったのですか? ミニからコラボレーションを持ちかけたんですよね。

ポール:(黙って耳をふさぐポーズをする)。

オリバー:私にとっては理にかなったことです。お互いにアイコニックなブランドで、会ったときに考えていたのは、お互いの未来についてです。われわれの未来について、もう1度適応する必要がある。再挑戦していこうと。同時に、ヘリティッジを失いたくなかった。それが共通の思いでした。

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