【ワシントン=浅井俊典】十一月八日の米中間選挙で上下両院の多数派奪還を目指す野党共和党で、南部フロリダ州のデサンティス知事(43)が存在感を高めている。保守派の若手ホープとして「ミニトランプ」とも呼ばれ、各州予備選の応援演説に引っ張りだこ。党内ではトランプ前大統領(76)に次ぐ人気を誇り、二〇二四年大統領選の共和党有力候補として名前が急浮上している。
強権手法、共和保守層が支持
「必ず十一月の選挙に勝ち、フロリダが自由を守る砦(とりで)だということを証明する」。同州知事選の共和党候補者を決める予備選が二十三日にあり、無投票で勝利したデサンティス氏は支持者を前に声を張り上げた。
予備選ではペンシルベニアやオハイオ、アリゾナなど激戦州の応援に飛び回る。二四年大統領選の共和党候補にふさわしい人物を問う八月中旬の世論調査では、50%でトップのトランプ氏に次ぎ、デサンティス氏は33%の二位。大ヒット映画の続編「トップガン マーヴェリック」を意識した選挙動画「Top Gov(最も優秀な知事)」を作って戦う政治家をアピールし、共和党内で一番勢いがある候補と評される。
知事一期目ながら、デサンティス氏...
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