岩田絵里奈アナが取材に行く「外回り行ってきます」のコーナーで紹介されたのが、最近流行りのミニバッグ。岩田アナは「小さなバッグに、皆さんは何を入れているのでしょうか。外回りして聞いてきました」と切り出した。1日(2022年7月)の「スッキリ」。
「カバンというよりファッションの一部」指摘も
司会の加藤浩次もこの流行を知っていたらしく「流行ってますよね」と応じると、岩田アナは「加藤さんだったら何を入れますか?」と質問。加藤は何を思ったか「僕だったら絶対...ゴキブリ入れますね」と回答。岩田アナは加藤の答えを聞くや否や絶叫し「え~、ナナメすぎて。どういう趣味ですか?」と返すしかなかった。加藤は「いや、もちろん冗談です。冗談に決まってますよ。携帯とお金が入ればいいってことだよね」とコメント。しかし岩田アナはニヤリと笑って「実はいろいろ入れてるんです」と答えた。
そんな岩田アナがまず出かけたのは、SHIBUYA 109。多くの店舗がミニバッグを売っているが、どれも極小サイズでスマホすら入りそうにない。店員は「流行ってます。カバンというよりファッションの一部ですね」と説明した。
最初に登場した20歳の会社員はシャネルのマークの極小ミニバッグ。「よく何持ってるの?って聞かれます」と話す彼女に、中身を見せてもらうと、まず出てきたのは現金(1万円札)。岩田アナも「ムキダシ?」とビックリするが、本人は「取り出しやすいですよ」と平然。他にはイヤホンと口紅が入っていただけ。スマホはポケット、別のポケットには鍵を入れている。岩田アナが「大きいバッグ使おうとは思わないの?」と聞くと、女性は「逆に大きいバッグに何を入れてるんだろうって、私は思う」と答えていた。
続いて16歳の女子高生。ミニバッグの中身はPASMO、パウダー、財布だけ。携帯はポケットに入れている。「これで必要最低限のものはあるので他はいらない。たくさん持ちたくないし、ないほうが軽くてブラブラ歩ける」と話していた。
ミニバッグ派の多くが持ち歩くのがブランド店の紙袋(ショッパー)。19歳の専門学校生のミニバッグには、財布、定期券、クシ。ショッパーには携帯用扇風機、スマホ、バイトで使う靴下が入っていた。「ミニバッグとショッパーの組み合わせがカワイイ」と言う。
23歳モデルもミニバッグとショッパーを持っていた。紙袋の中にはヘアアイロン、ファンデーション、香水とリップ3本。そしてミニバッグにはなんと、超ミニサイズのジプロックの中に折りたたんだティッシュが数枚だけ。「ハンカチだとかさばるので、ティッシュを持ち歩く」と言う。
「私もミニバッグを買ったんです。でも使えなくて...」
最近では、こうしたミニバッグ向けに小型サイズの化粧品も売られているという。またスマホも入れられる縦型のミニバッグも人気だという。スマホの充電器を持ち歩かず、コンビニエンスストアなどで安価で借りられる充電器を利用したり、ミニバッグに入りきらない必需品をリングなどの外付けアイテムでぶら下げるなど、さまざまな工夫も見られた。
取材VTRを見た加藤は「大きなバッグだと何か入れっぱなしにしちゃって、2カ月くらいたってから何だっけこれってなる」と告白。
食べチョク代表の秋元里奈は「私のバッグは大きいです。リュックです。パソコン持ち歩くので。あと、おやつ用にミニトマトを常に持ち歩いています」と話す。
加藤が「五郎さんは? ミニバッグですか?」と聞くと、読売新聞特別編集員の橋本五郎は「いや、そんなの(笑)。私は本を持っていないと不安で仕方ないんです。たとえば電車がストップするとかしたときの時間、どうするんでしょうね?」と年相応の反応をすると、加藤は「携帯ですよ。本だってマンガだって新聞だって読めるんです」と説明したが、橋本は「それじゃダメなんですよ、私は」と話した。
フリーアナウンサーの近藤サトは「昔はこれを『ポシェット』って言っていた。ネットで検索したら昭和レトロだって出てきました。今は学校に行くときにタブレットや教科書で重いので、オンとオフを分けているのかも」と分析。
ミニバッグ不使用派が続くスッキリ陣の最後の砦、取材をした岩田アナは「私もミニバッグを買ったんです。でも使えなくて、メルカリで売りました。けっこう高く売れました(笑)」。
(バルバス)
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