◇国内男子◇中日クラウンズ 初日(28日)◇名古屋ゴルフ倶楽部 和合コース(愛知県)◇6557yd(パー70)
3週前のメジャー「マスターズ」から帰国して初戦となった中島啓太(日体大)。昨年予選落ちを喫した舞台で3バーディ、2ボギーの「69」と1アンダー38位につける滑り出しを見せた。
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契約を結ぶテーラーメイドの「300 ミニドライバー」をバッグに入れるなど、コンパクトな和合対策を練って登場。ボギーとした前半6番と8番は、いずれもそのミニドライバーでのティショットを右に大きくミスしてスコアを落とした。
「(持ち球ではない)ドローが必要なアングル。あの2ホールは体重移動とか、今取り組んでいるものとは違うスイングをしてしまった。そこはちょっと悔しい」と振り返りつつ、そこから崩れないのが世界アマチュアランキング1位たるゆえん。「10番のティショットで、1回で修正できた。後半はそんなにミスしなかった」。イン9ホールのうちパー3を除く7ホールは一度もフェアウェイを外さなかった。
例年より軟らかいとはいえ、小さな砲台グリーンを攻める上でリスク管理を徹底。「広い方、広い方にアドレスして、ミスショットをしてもセーフティに。絶対に外しちゃいけないところには絶対に打たないようにっていうのは、強い気持ちを持って取り組めている」と胸を張る。
悪天候が見込まれる2日目へ「もっと冷静に、クレバーにプレーしていきたい」。強風の中、わずか数ヤードの誤差も許されないタフなグリーンと向き合ったオーガスタの2日間が血肉となっている。(愛知県東郷町/亀山泰宏)
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