このごろ次期MacBook Airの噂が活発化しているなか、13.6インチと15.2インチの2種類が開発されながらも、どちらもミニLEDやProMotion(最大120Hz表示の可変リフレッシュレート)技術の採用は見送られるとの噂が報じられています。
ディスプレイ専門アナリストRoss Young氏はTwitterにて「2022年のMacBook Airの画面サイズは現行モデルの13.3インチから13.6インチに増える」との趣旨を述べています。それでも現行の14.2インチMacBook Proより0.6インチ小さくなりますが、米MacRumorsは現在のテーパー状(奥側から手前にかけて薄くなる)から完全にデザインが変更され、MacBook Proを薄くしたような筐体になるとの推測をコメントしています。
また「15インチMacBook Air」の噂は、今週初めにYoung氏が(自らがCEOを務めるDSCCの報告書で)述べていたことです。さらに遡ればBloombergの名物記者Mark Gurman記者も昨年末に報じていた経緯もあり。もっとも、アップル関連で信頼あるアナリストMing-Chi Kuo氏は2023年に発売されると言いつつ「製品名はMacBook Airではない」と言及しています。
さてYoung氏の新たなツイートでは、15インチのMacBook Air(あるいは「"MacBook」)は、実際は15.2インチだとされています。
これは、かつての大型MacBook Pro(15.4インチ)よりも0.2インチ小さいサイズです。もしも本製品が現在のMacBook Proのように画面周りのベゼルが薄くなるとすれば、筐体のサイズはさらに小さくなっているのかもしれません。
さらにYoung氏はMacRumorsに対し、2つの新型MacBook Airは両方ともミニLEDディスプレイやProMotion技術を搭載しないと明らかにしたそうです。
こうした見解は、次期MacBook Air(2022)にミニLEDディスプレイが搭載されるとの台湾DigiTime報道や、Kuo氏の予想とも反するものです。しかしYoung氏は、ハイエンドのMacBook Proよりも低価格帯を維持するため、従来型の液晶ディスプレイを搭載すると主張していると伝えられています。
Young氏は、iPhone 13 ProのProMotionディスプレイや、第6世代iPad miniの画面サイズ、14インチと16インチのMacBook ProにミニLEDディスプレイが搭載されるなど、アップルの画面付き未発表製品について予想を的中させた数々の実績があります。「今年6月にミニLED版Studio Displayが出るかどうか」をめぐってKuo氏と対立していますが、そちらの行方も見守りたいところです。
Source:MacRumors
からの記事と詳細 ( 次期MacBook Airは13.6と15.2インチの2種類、どちらもミニLEDナシの噂 - Engadget日本版 )
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