少しずつ春が近づいてきている。暖かくなり花屋さんの店先にパステルカラーの鉢植えが並ぶ季節、心が弾むはずなのに気持ちが晴れない。戦いが起きたからだ。
ロシアによるウクライナへの侵攻はこのコラムを書いている時点で先行きは不透明で不安と怒りが世界中を覆っている感じがする。こんなことが今、この21世紀に平然と行われていることが信じられない。持続可能な社会を目指す動きの中で、クリーンエネルギーへの転換や生き方の多様性を認め合うありかたなど最近行われてきた努力が一度に踏みにじられた気持ちがして、何とも言えない喪失感に襲われてしまう。
気持ちがさらに落ち込むのは、これだけの理不尽と暴挙に対して、国連などの機関が止めようとしても止められないという現実だ。
からの記事と詳細 ( 新・心のサプリ:「ミニプーチン」氏=海原純子 - 毎日新聞 )
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