東京・神田神保町のミニシアター「岩波ホール」は11日、7月29日をもって閉館すると公式サイトで発表した。新型コロナウイルスの影響による経営環境の急激な変化を受け、劇場の運営が困難と判断したという。1968年の開館以来、54年の歴史に幕を閉じることになる。
ミニシアターの先駆けとされる岩波ホールは多目的ホールとして開館し、高野悦子さんが総支配人に就任した。単館映画館となったのは74年以降。文芸作品や思想系、社会派ドキュメンタリー作品を中心に上映してきた。
岩波ホールが上映し、人気となった主な作品はサタジット・レイ監督の「大地のうた」、リンゼイ・アンダーソン監督の「八月の鯨」、メイベル・チャン監督の「宋家の三姉妹」など。(共同)
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