ローマ=疋田多揚、高野遼
米国のバイデン大統領は29日、ローマでフランスのマクロン大統領と会談し、「フランスは米国の重要な同盟国だ」と強調した。会談後に公表した共同声明では「インド太平洋地域で(米仏が)強固に協力することが重要だ」と確認。中国と対抗する上で連携を強めようと、冷え込んでいたフランスとの関係を修復した。
両氏は30日から主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット)が始まるのを前に、ローマ市内のフランス大使館で約1時間半にわたって会談した。両国は9月、米英豪がフランスに知らせずに立ち上げた安全保障協力の枠組み「AUKUS(オーカス)」をめぐり関係が悪化。フランスは豪州と結んでいた潜水艦建造契約を米英にさらわれる形となった。
会談の冒頭でバイデン氏は「…
からの記事と詳細 ( 米仏の大統領、対中国にらみ関係修復をアピール 「重要な同盟国だ」 - 朝日新聞デジタル )
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