■妻の闘病を機にガンプラ引退…「家族と共に過ごす時間」に
――今年3月から本格的にガンプラを制作し始めたと伺いました。どういったきっかけでガンプラにハマっていったのですか? 【るりさん】子どものころに制作していたのですが、受験を機に離れて、その後しばらく間があきまして。でもネットニュースなどでガンプラの記事を見かけ、どれもカッコいい作品ばかりで久しぶりに作ってみようと思いました。暇つぶしや気分転換のつもりだったのですが、ネットで情報を収集してるうちにどんどん引き込まれていきました。 ――まさにガンプラ制作が楽しくなっているときだと思うのですが、SNSで話題となった『エマ・シーン専用Zガンダム』を発表すると同時に、「私が作る最後のガンプラ」と宣言されました。これにはどういった事情があるのでしょうか? 【るりさん】妻が8月下旬にがんの手術を受けることになったからですね。つきっきりの看病が必要なわけではありませんが、術後もしばらくは通院の必要があります。これまでも家事の分担はしていましたが、当然私が受け持つ割合は大幅に増え、制作にかける時間を捻出するのが難しい状況になります。うまくやり繰りして時間を作れたとしても、それを「自分だけの世界に入り込む趣味」に費やすのではなく「家族と共に過ごす時間」に当てるべきではないのかと思うようになりました。 ――それは大変ですね…。「これで最後」と決めて制作に臨まれたのですか? 【るりさん】いえ、妻のがんが見つかったのは完成間際でした。いくつかの武器を作らずに終わらせたのですが、妻の手術入院の前に間に合い、なんとか形にして世に出すことができました。
からの記事と詳細 ( モデラーが“最後のガンプラ“として作り上げた『エマ・シーン専用Zガンダム』 SNSで反響「カッコいい」「またいつか復活してくれ」(オリコン) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース )
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