LGエレクトロニクス・ジャパンは、量子ドット技術とミニLEDで高画質化を図り、液晶テレビの“新基準”を謳う4Kテレビ「LG QNED MiniLED」の75V型「75QNED90JPA」を7月8日に発売した。価格はオープンプライスで、店頭価格は55万円前後を見込む。
ミニLEDバックライトと、量子ドットテクノロジー、ナノセルテクノロジーの3つを組み合わせ、従来の液晶テレビを進化させた新カテゴリー「LG QNED MiniLED」として初めて発売するモデル。「より明るく、より深い黒を再現。鮮やかな色の表現力も進化。液晶テレビの頂点ともいえる、新しい視聴体験を提供する」としている。これまで発売日は6月29日とアナウンスしていたが、7月8日に変更になったかたちだ。
4K/3,840×2,160ドットのIPS液晶パネル(倍速120Hz対応)と、直下型エリア駆動のバックライトを装備。映像エンジンには、人工知能を統合させて高画質を追求したAIプロセッサー「α7 Gen4 AI Processor 4K」を採用した。HDR方式はHDR10 Pro、HLG、Dolby Vision IQをサポートする。
スマートテレビプラットフォーム「webOS 6.0」を採用し、スムーズにVODサービスやインターネットにアクセスできるという。LGのテレビでおなじみの「マジックリモコン」にも対応する。
BS4K/110度CS4Kチューナー×1と、地上/BS/CS110度デジタルチューナー×2を搭載。HDMI入力は計4系統で、このうちHDMI 2.1対応のHDMI入力を2系統備え、最新ゲーム機との接続にも対応する。サウンド面ではDolby Atmosに対応し、スピーカーは2.2ch構成で、実用最大出力は40W。
消費電力は360W(待機時0.5W)。年間消費電力量は216kWh/年。スタンドを含む外形寸法は166.5×35.9×102.2cm(幅×奥行き×高さ)、重さは37kg。
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