マリナーズは後半戦最初のエンゼルスとの3連戦を2勝1敗で勝ち越し、サービス監督は「投手陣がよくやってくれた」と満足げだった。

鍵はやはり、大谷翔平投手(27)を抑えることだった。9回に34号2ランを浴びたものの、重要な場面ではダメージを回避した。

この日先発だった新人右腕ローガン・ギルバート(24)は、一番のヤマとなった2-0の3回2死一、三塁で大谷を迎えた場面を振り返った。

「彼は今季、素晴らしいシーズンを送っている。大きなダメージを食らう可能性がある相手だ」

大谷に投げた5球中4球は明らかなボール球。敬遠気味といっていい四球を与えた。「僕らはチームとして、彼に対し常にベストの選択をすることに徹底的にこだわった。あそこで歩かせて満塁にしたのも、そのため。次の打者(ウォルシュ)も今季好調だが、それでも次の打者と勝負することがベストと考えた」と話した。

この作戦が功を奏し、ギルバートは6回途中までを2失点に抑え、メジャー4勝目。大谷といかに対するかが、他球団にとっては大きな分岐点になっていた。