フロントのデザインを刷新
大型化されたフロント・グリルは外枠のフレームを太くすることでミニの伝統的な形状を強調。これまでフォグライトを装着していたフロント・バンパー左右下部には空力性能を高めるエアカーテン用のインテークが新設された。バンパーの中央部をブラックからボディ同色に変更。ヘッドライトは全車LED化された。 ボディ・カラーは新たにグレー系とブルー系のメタリックとイエロー系のソリッドを採用。ハッチバックにはグラデーション仕上げのマルチ・トーン・ルーフが設定される。これは前方からブルー→水色→ブラックへと移り変わるグラデーションペイントが施されており、塗料が乾き切る前に塗り重ねるウェット・オン・ウェット塗装により、あえて個体差ができる手法を採っている。
デジタル・メーターを初採用
内装は8.8インチのタッチ操作が可能なディスプレイを標準装備し、エントリー・グレードのワン以外はメーターパネルも液晶パネルのバーチャル・タイプに変更された。ステアリング・ホイールはスイッチ・パネルが平滑化され、全車で革巻きとなった。 また、運転支援システムも拡充されている。アクティブ・クルーズ・コントロールはハッチバックとコンバーチブルでは初めてストップ&ゴー機能を装着。また、ミニとしては初めてレーン逸脱警告機能が導入された。 ミニ・コネクテッドは全車標準装備となり、車載通信モジュールによる情報取得や緊急時のSOSコールなどを可能になっている。また、この4月にリニューアルされた専用アプリを併用すれば、ドア・ロックやヘッドライト、車内換気などの遠隔操作や、ナビゲーションにスマートフォンで検索した目的地の転送なども行える。
4種類のパッケージ・オプションを新たに設定
エンジンは、ガソリン、ディーゼルとも1.5リッター3気筒ターボ(ワン、クーパー。クーパーD)と2.0リッター4気筒ターボ(クーパーS、ジョン・クーパー・ワークス、クーパーSD)を設定。3ドアはクーパーSD以外、5ドアはジョン・クーパー・ワークス以外、コンバーチブルはクーパー、クーパーS、ジョン・クーパー・ワークスをラインナップする。 オプションとして「トリム」と呼ばれる全世界で同一内容となるパッケージ・オプションを設定。シンプルな「エッセンシャル・トリム」、伝統的なテイストを強める「クラシック・トリム」、スポーティな「ジョン・クーパー・ワークス・トリム」、上質感を高める「ミニ・ユアーズ・トリム」の4種類が用意される。 価格は3ドアが273~482万円、5ドアが290~427万円、コンバーチブルが385~538万円。 文=関 耕一郎 (ENGINE WEBオリジナル)
からの記事と詳細 ( ミニがちょっとお色直し マイナーチェンジ・モデルが日本上陸(ENGINE WEB) - Yahoo!ニュース )
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