United States Computer Emergency Readiness Team (US-CERT)は3月31日(米国時間)、「Google Releases Security Updates for Chrome|CISA」において、Google Chromeに脆弱性が存在すると伝えた。これら脆弱性を悪用されると、攻撃者によって影響を受けたシステムの制御権が乗っ取られる危険性がある。
脆弱性に関する情報は次のページにまとまっている。
脆弱性が存在するとされるプロダクトおよびバージョンは次のとおり。
- Google Chrome version 89.0.4389.114 for Windowsよりも前のバージョン
- Google Chrome version 89.0.4389.114 for Macよりも前のバージョン
- Google Chrome version 89.0.4389.114 for Linuxよりも前のバージョン
脆弱性が修正されたプロダクトおよびバージョンは次のとおり。
- Google Chrome version 89.0.4389.114 for Windows
- Google Chrome version 89.0.4389.114 for Mac
- Google Chrome version 89.0.4389.114 for Linux
今回のアップデートでは8つの脆弱性が修正対象となっており、うち6つは深刻度が重要(High)に分類されており注意が必要。Google Chromeはメニューから「Google Chrome について」を選択することでバージョンを確認することができる。アップデート可能なバージョンが存在する場合はその旨が表示されるので、指示に従ってGoogle Chromeを再起動することでバージョンアップが適用される。
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