【欧州・海外サッカー ニュース】ローマ（セリエA）指揮官フパウロ・ォンセカが、ヨーロッパリーグ（EL）準決勝マンチェスター・ユナイテッド（プレミアリーグ）戦に向けて並々ならぬ意欲を示している。
ローマ指揮官パウロ・フォンセカがヨーロッパリーグ（EL）準決勝のマンチェスター・ユナイテッド戦へと照準を定めた。
現地時間29日、ローマはオールド・トラッフォードでEL準決勝第1戦に挑む。ローマ指揮官は会見の席で「これまでの中で、最も重要な試合」と語っている。『Sky Sport Italia』がその言葉を伝えた。
「このコンペティションの準決勝という試合は、頻繁に出られるものではない。これはとても重要な試合になる。私のキャリアにおいて最も重要なものとなるだろう」
敵将オーレ・グンナー・スールシャールが「ローマのことはよく知らない」と公言したことでファンが激怒し、ローマのトレーニング施設であるトリゴリアには多くの熱心なティフォーシが詰めかけ、チームに声援を贈ったことから「その出来事は大きなモチベーションとなる。これはチーム間だけではない。都市としての誇りも懸けた一戦だ」と口にした。
「我々は強大なビッグクラブと戦うことになった。もちろんクリス・スモーリング、ヘンリク・ムヒタリャンにとっては古巣対決となるし、彼らはこのトーナメントでの経験も豊富だ。それでもローマにとって、とても難しい試合になることは間違いない。マンチェスター・Uを尊重しているつもりだが、我々には大きな野心があることも強調しておきたい」
「ジャンルカ（マンチーニ）が出場停止となるため、おそらくスモーリングが出ることになるかもしれない。DFだけでなく、この試合ではチーム全体が守備への意識を高くして取り組む必要があるだろうね」
指揮官は「セリエAでは確かにうまくいっていない（7位）。だが、我々の野心を発揮し、この試合でできる限りの結果を残したい」と述べ、敵地でのマンチェスター・U撃破に向けて意欲を示している。
「この試合はみんなにとって重要な試合。それはローマという都市にとっても、ティフォーシのみんなにとってもね。それだけではなく、イタリアにとっても重要な一戦だ。みんなのために戦いたい」
EL準決勝第1戦、マンチェスター・Uvsローマの一戦は日本時間30日AM4キックオフとなる。
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