2021年3月25日に開かれたアメリカ合衆国下院の5時間に及ぶオンライン公聴会に参加したTwitterのジャック・ドーシーCEOが、公聴会にウンザリしてしばしばTwitterを眺めていたと指摘されています。
Disinformation Nation: Social Media's Role in Promoting Extremism and Misinformation - YouTube
Twitter's Dorsey called out for trolling Congress during hearing | Reuters
https://www.reuters.com/article/us-usa-congress-tech-dorsey-idUSKBN2BH3E6
Jack Dorsey wants the entire world to know he’s got a bitcoin clock - The Verge
https://www.theverge.com/2021/3/25/22350705/jack-dorsey-bitcoin-clock-house-hearing-blockclock-mini?scrolla=5eb6d68b7fedc32c19ef33b4
3月25日に米国下院エネルギー・商業委員会が「過激主義とデマの拡散を促進するソーシャルメディアの役割」についての公聴会を開き、ドーシーCEO、Facebookのマーク・ザッカーバーグCEO、Googleのサンダー・ピチャイCEOが参加しました。
その公聴会で議員らは3人に対し、「2021年アメリカ合衆国議会議事堂襲撃事件にソーシャルメディアは責任を負ったか?」などの質問を投げかけました。
その中で、いくつかの質問は「はい」か「いいえ」で答えを求めらるものでしたが、CEOらは明確な回答を嫌い、言葉を濁すことがよくありました。例えば「YouTubeのアルゴリズムはユーザーが長くサイトにとどまるように設計されていますか?」と問われたピチャイCEOは「コンテンツに責任を追うことは私たちの最大の目標です」と回答します。
こういった回答に対し議員は「『はい』または『いいえ』で答えてください。『はい』と『いいえ』の違いを知っていますか?」などと質問。他にもCEOらが「はい、ですが……」などと言葉を続けようとすると、議員は「もう結構です」などと言葉をさえぎります。
ザッカーバーグCEOとピチャイCEOは公聴会に真面目に参加しているように見えますが、ドーシーCEOはウンザリしたのか、途中挟まれた15分間の休憩中にTwitterで「はい」か「いいえ」の投票を呼びかける謎のツイートを投稿します。
このツイート後、ドーシーCEOは通知を見るためか、話し終えた後にうつむくことが多くなります。
これに気付いたキャスリーン・ライス議員は「ドーシーさん、あなたのツイートでは『はい』と『いいえ』のどちらが優勢ですか?」と質問。
この質問に対しドーシーCEOは愛想笑いを浮かべ「はい」とだけ回答。
ライス議員は「あなたのマルチタスクスキルはかなり印象的ですね」と応答。ライス議員のドーシーCEOに対する質問はこれで終わります。
また、ドーシーCEOの右手側に奇妙な時計が置かれていることも指摘されています。
この時計は時間と現在のビットコインのレートを表示できるWi-Fi対応のデバイス。ドーシーCEOは「ビットコインは10年以内に世界単一通貨になる」などと発言したり、自身が創設したモバイル決済アプリ「Square Cash」でスマホからのビットコイン売買取引を可能にしたりと、ビットコインに夢中になっていることで知られています。なお、この時計は公式サイトから399ドル(約4万3000円)で購入可能です。
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