中国放送
新型コロナの影響で来館者が減った全国の映画館を応援しようと、ミニシアターを舞台にした映画の撮影が、広島市の横川シネマで29日まで行われました。 広島市西区にある横川シネマ。深夜まで人の出入りが続いたのは、映画「シアターズ」の撮影のためでした。 「シアターズ」は、全国4か所のミニシアターを舞台にしたオムニバス映画で、新型コロナの影響で来館者が減った全国の映画館を応援しようと、広島出身の映画監督・沖正人さんが発案しました。 「ぼくら、もともとミニシアターに育ててもらった監督ですから。自分は自分なりの感謝の仕方というか、恩の返し方を考えたときに、ミニシアターを舞台にした映画を撮りたいという単純な考えなんですけれども。」(発案者の映画監督 沖正人さん) 映画には、キャストだけでなく、カメラや音声、照明など裏方にも広島在住や広島出身のスタッフが勢ぞろい。広島パートの脚本と監督は、横川シネマに強い思い入れを持った鈴木太一さんが担当します。 「実際、自分の初めて長編映画を作ったときに広島の横川シネマで上映していただいて、そのときの気持ちというのは、何ものにも代えがたい。自分の映画を上映してくれた街にあの時の気持ちを映画に託したいなと。」(「シアターズ」広島パート 鈴木太一監督) ― 横川シネマが舞台に選ばれた気持ちは? 「ありがとう。ごめんなさい、みたいな。」 ― なぜ、ごめんなさい? 「ミニシアターたくさんある中で、(横川シネマを)思い出してもらえるのはありがたい。でも、身の丈にあっていないから、ごめんなさい。」(横川シネマ 溝口徹支配人) オムニバス映画「シアターズ」は、来年春ころ、横川シネマなど全国の映画館で公開される予定です。
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