生体認証やパスワード管理ツールなどのおかげで、サービスへのログインは簡単でセキュアに。これにより管理が必要な情報の扱いが、より面倒に感じられますよね。
たとえば、パスワード管理ツールのマスターパスワードや物理ロックのナンバー、仮想通貨ウォレットのバックアップキーなど、最重要ともいえる情報が意外にぞんざいな扱いになっているんじゃないでしょうか。
こういった各種の個人情報を紛失せず危険にさらさず保管するのに、iOS/Androidアプリの『ManyBox』が使えそうです。
データは暗号化されて手元に
センシティブな情報をクラウドに置いておくのに抵抗があるという方、『ManyBox』ならまとめてローカルで保管可能です。
このアプリでは、名前やメールアドレスといった、ログインに必要なユーザー情報以外はサーバーに保存しないとのこと。データは暗号化された状態でスマホ本体に保存されます。
各情報は地道に手入力
ファイルのやり取りもできないため(よって画像もアップロードできません)、アプリ内に保管する情報は手入力することになります
「Category(カテゴリー)」および「Box(ボックス)」を作成して、その中に情報を入力していく仕組み。情報を入力する「Field(フィールド)」は自由に追加できて、よく使うクレジットカードやウェブアカウントなどのフィールドは、あらかじめ「Model Group(モデル・グループ)」に登録されたものが利用きます。
無料ユーザーはカテゴリーが4つ、その中に各2つずつボックスがつくれます。マスターとして保管しておきたい情報はそんなに多くないと思うので、これで十分ではないでしょうか。
アプリ自体のマスターキーは別で保管
月額400円のプレミアムプランに加入すると、カテゴリーやボックス作成が無制限になるだけでなく、ボックスのカラーやアイコンが変更できたり、ボックスごとにロックがかけられたり、DropboxやGoogleドライブといったクラウドにバックアップしたりが可能になります。
注意したい点としては、このアプリにもマスターキーがあること。QRコードとして生成されるマスターキーさえ別で保管しておけば、万が一スマホやサービス自体が利用できなくなっても、各バックアップから復元できそうです。
『ManyBox』はApp StoreおよびGoogle Playストアからダウンロード可能となっています。
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Source: ManyBox
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