テレビプロデューサーのデーブ・スペクターが21日、TBSテレビの情報番組「サンデー・ジャポン」に出演。お笑い芸人渡辺直美の容姿を侮辱するような、クリエーティブディレクター佐々木宏氏の五輪演出案が明らかになった問題で、「人事のドタバタなんですよ。本当に不愉快に思っている関係者がいれば1年前に言っている。なんで今かというと彼(佐々木さん)を追い出すためなんですよ」と人事のねじれが根底にあると述べた。
東京五輪・パラリンピック開閉会式総合統括の佐々木氏は、渡辺が豚の耳をつける「オリンピッグ」というキャラクターを昨年3月のグループLINEで提案。17日の文春オンラインが報じ、佐々木さんは謝罪、18日に辞任した。
デーブさんは「差別の意図があって言ったのはよくないけれど、バラエティーのネタ会議の延長戦で言っている。吉本新喜劇の(ブーブーをネタにする酒井)藍ちゃんもそのキャラだし、お笑い芸人の3人女の子が豚の鼻をつけてCMに出ていて、誰もとめていない。これは本気で打診しているわけがないんですよ」と構想段階の案とは区別すべきだと主張。さらに「オリンピック(の名称)をいじってはいけないから、ピッグ(の案)は通らない。つかみで言っている程度、コップの中の嵐。面白いアイデアを生むためにあれもこれも言っちゃうんですよ」と述べた。
またお笑いコンビ「爆笑問題」の太田光も「われわれも漫才をつくる過程は絶対に人に見られたくない。舞台では完成形を見せる。完成したものを見ないと、侮辱かどうか(分からない)」と擁護した。
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