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Friday, February 26, 2021

小室哲哉氏「新たな気持ちと強い決意で前に」 globe・KEIKOとの離婚成立 - サンケイスポーツ

 音楽ユニット、globeのボーカル、KEIKO(48)が2002年に結婚した音楽プロデューサーの小室哲哉氏(62)との離婚が成立したと26日、所属事務所の公式サイトで発表した。11年にくも膜下出血を患い、現在は復帰を目指して大分県の実家で療養中だが、直筆の力強い書体で「新たな気持ちと強い決意で前に進んでいきたいと思っております」と再出発を決意。夫妻をめぐっては18年に小室氏と看護師の不倫疑惑、19年に離婚調停中であると報じられていた。

 人気絶頂だった2002年11月22日の“いい夫婦の日”の結婚から約18年。KEIKOがくも膜下出血を発症後、公に発表する文書としては初の直筆で離婚を報告した。

 「私KEIKOは、この度、小室哲哉さんとの調停離婚が成立いたしました」と発表。「新たな気持ちと強い決意で前に進んでいきたいと思っております」と再出発を力強い書体で誓った。

 披露宴は新高輪プリンスホテルで開催。その模様がテレビ中継されるなど注目を集めた。KEIKOは11年10月から闘病中だが、18年1月に小室氏とシングルマザーの看護師との不倫疑惑が週刊誌で報じられ、小室氏は会見で「騒動のけじめ」として引退を表明した。

 男女関係はなく「精神的な支えだった」と説明。KEIKOとの離婚は「ないです」と否定した。彼女の近況を「ほぼ歌うことがなくなりました」と明かしていた。

 しかし、19年に週刊誌で離婚調停中と報じられ、同誌によると、KEIKO側が生活費の相談をしたところ、小室氏側が離婚話を持ちかけたという。調停で双方は対面せず、弁護士同士で進められた。今週初めに調停が成立し、26日に離婚届が受理された。2人が所属するglobeは現在活動休止中だが、グループは存続するという。

 KEIKOは体調についても説明。「大きな後遺症もなく、元気に日常生活を送っております」と復調をアピールし、「アーティストとしても皆様に恩返しができるよう、精一杯努力して参ります」と決意表明した。

 一方の小室氏も弁護士を通じ「桂子さんが皆様に愛され、実り多い人生をおくられるよう、心より願っております」とコメント。昨年は乃木坂46の「Route 246」を作曲し復帰。「応援してくださる皆様のお心に適う音楽をひとつひとつ丁寧に創作してまいりたく存じます」と誓った。

 弁護士は本紙の取材に調停は19年3月頃から始まり、金銭面なども含めて折り合いが付き離婚が成立したと説明した。

小室 哲哉(こむろ・てつや)

1958(昭和33)年11月27日生まれ、62歳。東京都出身。83年にTM NETWORKを結成し、84年に「金曜日のライオン」でデビュー。93年にTRFをプロデュースしたことを機に才能を開花させ、その後は音楽プロデューサーとしてヒット曲を連発。手掛けたアーティストを含めて小室ファミリーと呼ばれた。私生活では88年に結婚も92年に離婚。2001年に再婚したが02年に離婚。KEIKOとは同年11月に再々婚した。

KEIKO(けいこ)

1972(昭和47)年8月18日生まれ、48歳。大分県出身。95年、小室哲哉氏が主催するボーカルオーディションで発掘され、同年にglobeのメンバーとして「Feel Like dance」でデビュー。96年の「DEPARTURES」などヒット曲を連発する。11年、自宅でくも膜下出血で倒れ、18年に小室氏が後遺症で高次脳機能障害を患っていると公表。実家は有名料亭として知られる。

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