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Sunday, November 1, 2020

世界が注目する重要な週。 今週いちばん動く通貨は「豪ドル」か?個人投資家は「豪ドル安」を予想 - トウシル

本日のレンジ予測

[本日のドル/円]

上値メドは105.53

下値メドは103.65

今朝の天気マークは「くもり」

※天気の判定基準は記事末尾にあります

「11月の豪ドル/円は円安、円高のどちらへ動くと予想しますか?」

 楽天証券が先週末に実施した相場アンケートの結果によると、回答を頂いた個人投資家のうちの31%が、11月の豪ドル/円は「豪ドル安」に動くと予想しています。一方で「豪ドル高」に動くは最も少ない16%。半数以上の約53%は「動かない(わからない)」でした。

 今週は世界が注目する米大統領選挙。当日の投票は、最も早いニューヨーク州などで日本時間の3日20時に始まり、最も遅いアラスカ州やハワイ州で日本時間の4日14時に終わる予定。しかし選挙当日に結果が判明する可能性は低いといわれていて、11月4日以降のマーケットの不透明感も強くなっています。開票が始まる日本時間4日朝は、まだ欧州市場が閉まっています。この時間に取引しやすいのは流動性が比較的高い円や豪ドルということになるでしょう。

 豪ドルは、景気敏感通貨といわれています。マーケットはバイデン氏勝利と大型景気刺激策をセットに考えているので、豪ドルは影響を受けやすいでしょう。

 大統領選の前に、11月3日はRBA(豪準備銀行)の政策金利発表が予定されています。市場予想は「利下げ」。RBA総裁も利下げを肯定する発言をしています。そうなれば豪の政策金利は現行の0.25%から0.1%に引き下げられます。それで終わりではなく、さらに今後RBAはゼロ金利に踏み込むのか、というのが次の焦点になります。豪ドルを動かす材料はまだ続きそうです。

 11月の豪ドル/円の予想レンジは? 最新位置情報は「今日の注目通貨」をご覧ください。

毎ヨミ!FXトップニュース

30日のドル/円のNY市場終値は104.67円

 前営業日の終値比+0.05円だったので、今朝の天気マークは「くもり」です。

今日の格言:

今日できても、翌日、一歩を踏み出せるかどうかが、勝敗を分けることになる

各国・各通貨トピックス

米大統領選:
    投票率は記録的な高さに  米統領選の期日前投票が空前のペース
    バイデン氏勝利確実で選挙日のボラティリティ期待が低下
    トランプ支持者の最大関心事は経済  バイデン支持者はヘルスケアと新型コロナ
    バイデン候補「最初に財政出動、増税は後から」

新型コロナウイルス:
    スペイン国民が政府のロックダウンに反対デモ 「経済がもはや耐えられない」
    毛皮農場のミンクがコロナで大量死、人間から感染か 

ドル:
    ねじれ議会になった場合、景気対策は小型、経済成長回復に遅れ  
    ボストン連銀総裁「米国がインフレ2%を達成するのは何年も先」
    ダラス連銀総裁「緩和政策のやりすぎは危険」「交差点でアクセルを踏むのと同じ」

ユーロ:
    ラガルド総裁「ECB(欧州中央銀行)は利下げより効果的なツールがあるか検討中」

ポンド:
    英国の経済成長、予想の半分にも届かず。 欧州他地域に比べ商業活動に遅れ 

中国人民元:
    1月3日に14次5カ年計画草案を発表  環境政策が焦点  

NY金先物:
    チリの大規模銅鉱山スト、回避へ  

原油先物:
    原油:1月の減産緩和、延長も  リビア生産回復と需要減で 

豪ドル:
    ロウRBA(豪準備銀行)総裁が利下げを示唆

トルコリラ:
    トルコ政府;法人税を22%から15%に引き下げを検討

南アランド: 
    ラマポーザ大統領に対立の与党ANC事務総長が贈賄容疑で逮捕   

その他:
    インドで使用済みマスクや手術用手袋の闇市場が急拡大

主要指標終値

出所:楽天証券が作成

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November 02, 2020 at 07:12AM
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