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Monday, August 31, 2020

サイタマノラッパー監督、育ててくれたミニシアターに恩返し コロナで仕事失ったスタッフ結集、映画製作へ(埼玉新聞) - Yahoo! JAPAN

■新人監督の登竜門  入江監督の出世作「SRサイタマノラッパー」(2009年公開)は自主映画。公開時は映画人として無名で、全国の映画館を自ら100カ所以上巡ってPRを行った。舞台あいさつで訪れたミニシアターでは、上映後に観客と質疑応答する時間があった。「自分の至らないところ、秀でているところ、いろいろなことを教わった。ミニシアターに育ててもらった」と振り返る。  ミニシアターは新人監督たちの飛躍のきっかけとなる“登竜門”。また、マイナーな国内外の作品や、主張の強い“とがった作品”、ドキュメンタリーなど、多様な映画が上映されるのも特徴だ。その一方で、ぎりぎりの経営の所も少なくない。  4月に新型コロナウイルスの感染拡大で緊急事態宣言が出され、各地の映画館が休館に追い込まれる中、入江監督の脳裏に真っ先に浮かんだのはミニシアターのこと。「このままでは閉館に追い込まれる所も出てくるのでは」。自身のブログで、各館の寄付の受け付け先を紹介し、支援を呼び掛けた。

 映画ファンからの寄付でミニシアターの多くは一息ついたものの、一度遠のいた客足はなかなか戻らず、経営は依然として厳しいまま。「ミニシアターで上映して盛り上がる作品を作ることが、僕ら製作者にできることなのではないか」。そこで選んだのが自主映画だった。 ■出演者公募に2500人  コロナ禍では多くの映画の製作が中止や延期に追い込まれた。入江監督自身も映画やドラマなど2本の企画がなくなった。また、撮影や衣装、メークなど製作スタッフの多くはフリーランスで、1本の映画ごとに集まっている。しかし、映画製作が中止となり、無収入に陥っているスタッフも多いという。  今回はこうしたスタッフや俳優に賃金を払い、共に映画を作るのも目的の一つだ。出演者のオーディションを行い、感染防止のためオンラインなどで面談した。出演者は約25人の予定だが、応募者は2500人を超えた。映画から舞台の俳優まで、コロナ禍で表現の場を失くした人が多いという。選考は入江監督1人で行った。応募者の追い込まれている気持ちはよく分かる。「できれば多くの人と一緒にやりたいが、選ぶのに苦労した」

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August 31, 2020 at 12:42PM
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