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Wednesday, July 1, 2020

大迫勇也は「さらに重要な存在になる」 ブレーメン地元紙がプレーオフのキーマンに指名 - Football ZONE web

(左から)ブレーメンMFミロト・ラシカ、FW大迫勇也、FWニクラス・フュルクルク【写真:Getty Images】
(左から)ブレーメンMFミロト・ラシカ、FW大迫勇也、FWニクラス・フュルクルク【写真:Getty Images】

攻撃の中核として大迫、フュルクルク、ラシカの3人に期待

 ドイツ1部ブレーメンは、現地時間2日に2部3位ハイデンハイムとのプレーオフ第1戦を控える。地元紙「Weser Kurier」は「ウェルダーの古くて新しいトリオ」と特集。そのなかで、日本代表FW大迫勇也が担う役割の重要性について言及している。

 記事で登場するトリオとは、大迫、ドイツ人FWニクラス・フュルクルク、コソボ代表MFミロト・ラシカの3人。いずれもシーズン開幕前は攻撃の中核と目されていたが、怪我による戦線離脱が重なって、これまで一緒にピッチに立つ機会がなかった。

 しかし、今季初めての競演となった6月27日の第34節ケルン戦(6-1)では大迫が2得点1アシスト、フュルクルクとラシカもそれぞれ1ゴールを決め、土壇場でチームを自動降格圏脱出に導いた。フローリアン・コーフェルト監督も「フュルクルクのようなダイナミックなストライカータイプの選手とスピードのあるラシカ、そしてパスの出せる大迫の3人が、我々の攻撃にとって良い組み合わせとなる」と語るなど、同時起用に手応えを感じている。

 記事では、大迫について「最近の好調ぶりは、基本的にフュルクルクが関係している。彼が戻ってきたことで、大迫が前線で一人で奮闘する必要がなくなった」と分析。さらに、「頻繁に批判されてきた30歳の日本人選手は、直近4試合で4ゴールを決めて上昇気流に乗った。今後さらに重要な存在になるだろう」と、1部残留のキーマンになると予想している。

 ホーム&アウェー方式で行われるプレーオフは、2日にブレーメンでの第1戦、6日にハイデンハイムで第2戦が予定されている。1963年にブンデスリーガに参入して以降は1980-81シーズンを除いて常に1部で戦い、リーグ優勝4回も経験しているブレーメンにとって残留は最重要課題だが、大迫の出来が古豪の浮沈の鍵を握っているようだ。


(Football ZONE web編集部)

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