書いたら、
「先物取引に興味あるんですか?」
というコメントを頂きました。
別に先物取引には興味ありません(*^_^*)
個人的には先物取引と株の信用取引は個人でするべきものではないと
思っています。
ただ、一方で先物取引には誤解があるようなので
それを書きたいと思います。
さて、先物取引といえば、原油先物が先月マイナスになりましたし
(現在はプラスです)漫画ナニワ金融道では、小学校の教頭先生が
先物取引に手を出して、5000万円を失った話が出てきます。
ですから、先物取引は根拠なく恐ろしいと考えている人も
少なくないでしょう。
しかし、先物取引は実は極めて重要なのだ。
それをわかりやすく説明しましょう。
経済の専門家ではないので用語などが
いい加減な部分はご了承ください。
また、個人的な話ですが、35年ほど前、秋葉原青果市場の仲卸で
アルバイトをしていたことがあります。
私は朝が弱い(ーー;)
今でも弱いのですが、当時は弱いどころの騒ぎではない。
ちなみに、高校時代には年間254?256?日遅刻を記録したことが
あります。
三年間の通算でもかなり多いですが、通算ではなく一年です。
計算してみると、一年は365日、夏休み冬休み春休みが
約60日あるので、残りは305日。
それを7で割ると43.6なので、43週か44週あるわけです。
当時は日曜日だけが休みなので登校日は261または262日
祝日もあるわけですから・・・
週休二日制の現在では破られない大記録?と自負?していましたが
当時でも無理でないの?
ルーズな人間だと思われそうですが、訳があります。
一つは低血圧による自律神経の乱れ。
目が覚めてもすぐに起きると、自分の体でないみたいで
体の動きにタイムラグがある感じ?
階段から落ちたりする(ーー;)
二つ目は管理能力が低い。
要するにある仕事をどの程度でできるかの判断が甘いので
予想以上に時間がかかるわけです。
さらに寝起きが悪い。
私の母親は、布団をめくって、
箒で叩いて私を起こしていました。
さすがに20代の後半になると修正されて
それは少なくなりましたが・・・
高校卒業後のアルバイトをしても
週に5日遅刻するありさま(ーー;)
ここでやっと言いたい事が書けます。
つまり、朝からの仕事に向かないので夜からの仕事を
選んだわけです(*^_^*)
市場の一日は午後11時ころから始まります。
そこから、朝8時くらいまで仕事をする。
これならさすがに遅刻は無い(*^_^*)
市場でのセリはたまにテレビなどでも報道されるように
初物などは異常な高値が付きます。
しかし、現在は知りませんが、当時は初物でなくても
価格変動が大きかったです。
例えば、今日1ケース800円のものが、品薄になると
1ケース3000円になるし、逆に余るようだと
1ケース200円でも売れ残る。
出荷する側からしたら、こんなに価格が変動しては堪らない。
実は困るのは出荷側だけでなく、買う方も大変(ーー;)
私が担当していたのは西洋野菜ですが、レタスなど1ケースに
8つぐらい入っていたような記憶がありますが、800円なら
一つ100円、利益を載せても消費者価格200円ぐらいで
売れますが、3000円で買ったら、一つ375円、
売値では500円ぐらいになってしまうから買えない(ーー;)
逆に1ケース200円では出荷者は顔が青ざめるだろう。
需要と供給の見えざる手に任せていたらこういうことになる。
それをどう調整していたかというと、それが仲卸の仕事。
私のいた店は、比較的大きかったので、売れ残ったときなどは
それを買い取って、冷蔵庫で保管して、出荷数が少ない時に
売りに出す。
逆に出荷数が少ない時でも、セリにかかる前に何箱か
拝借してしまう。
市場の人間もそのあたりは心得ていて、少ない時でも融通する
代わりに余った時は商品を押し付けてくる。
ということで価格調整を行っていたわけですね(*^_^*)
今はこんなことをしているかどうか知りませんが、
昭和の時代の話です。
ところで、先物取引の話なのになんでこの話を出したか?
生産者側からしたら、いくらで落札されるのかわからないでは困る。
実は買う側も同じ。
それだったら、あらかじめレタス1箱800円で
売り買いする約束したら良いんでないの?
生産者も買う側もウインウインの契約。
これが先物取引の基本です。
先物取引というのは売る側、買う側のリスク管理で生まれた
モノなんですね。
ところが、レタスが豊作の見込みとなってくると、
もっと安く買えそうだということで、レタス1箱800円の
約束を売る人が出てくるつまり先物価格が下がるわけだ。
逆に品薄となると、レタス1箱800円で買えたら
ありがたいということで、そちらを買う人が出てきて
先物価格は上がる。
需要と供給を反映させながらリスクを自動で管理する。
なかなか画期的なシステムですが、これが生まれたのは
享保15年(1730)江戸時代の日本!
江戸時代のイメージが変わりませんか?(*^_^*)
レタスで説明しましたが、実際の先物取引は
こんな感じです。
まあ、実際にレタスに関わっている人だけならば、
レタスをリスク管理しながら売り買いしているだけで
先物取引はいかに素晴らしいか?
という話なんですが・・・
ところが、実際に先物取引している人は、
レタスに関わってない人なんですよ。
ナニワ金融道で出てきた小学校の教頭先生など、小豆とか
プルトニウムとか使わないでしょう(*^_^*)
要は儲かるか儲からないかだけで、レタス取引に参入する。
しかもヤヤコシイのは、売り買いする権利自体を
売り買いする。
売る権利を売る、または買う。
買う権利を買う、または売る。
いわゆるオプション取引と言うやつですが・・・
オプション取引は、実際にレタスを取引している人が
リスク管理のために、権利を売り買いするのは問題ないですが
(実際にレタスを売ったり買ったりすれば問題ない)
レタスに関わっていない人が、それをしたら困るでしょう。
レタスを持っていない人が、売る権利を売るのは
ありえないし、
レタスがいらない人が買う権利を買っても仕方ない。
しかし、実際には取引されている。
さらに輪をかけて怖いのは、差金取引と言って、損した分だけ
決済するシステムなので、実際の取引の数十倍の取引ができる。
つまり10万円しかなくても500万とか600万の取引ができるので
元手の10倍の損失とかあり得るんですよ。
(実際にはシステム上まれにしかない)
しかも「先物」取引なので期限がある。
期限があると、プロと同じ土俵での勝負になりますから
不利でしょう。
だから、素人が儲かるからという理由で参入しても失敗が多い
ように思いますね。
ちなみに、先物取引に限らず、投資は売り買いさせると
会社に手数料が入るので、やたらと売り買いさせようとする
悪質な営業もいますので注意が必要です。
また、仕組債とか仕組み預金とかいうのは、先物取引以上に
もっとややこしいのがあります。
何しろその仕組みが全く分からない(ーー;)
書いてある分には普通の債権とか預金より有利みたいに
見えますが、内容がわからないでは、実際どうなのか
判らない(ーー;)
お気を付けください。
最近たろうは苦戦中です。
いつもケガしています。
縄張り争いも厳しい(ーー;)
新型コロナウイルス感染症終息祈願のために
修法29座 般若心経2325巻 心経真言31142反
終わりました。
近隣寺院による協力分 般若心経12巻
終息まで頑張ります。
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May 10, 2020 at 07:36PM
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