集落に設置されたミニグリッド（出所：住友商事）
住友商事（東京都千代田区）は4月23日、未電化地域の生活環境改善と新たな分散型電源事業への参入を目的に、アフリカのサブサハラ地域でミニグリッド事業を展開するWindGen Power USA, Inc.（PowerGen社／ケニア・ナイロビ）に出資参画したことを発表した。
ミニグリッドとは、kW規模の太陽光パネルと蓄電池を核として電力を供給する、電力系統から独立した電力システム。
住友商事は2018年10月にインフラ事業部門電力インフラ事業本部傘下に「Team New Frontier」を立ち上げ、電力ビジネスにおける新領域の開拓を行ってきた。今回の参画は、未電化地域での新たな電力ビジネスモデル構築のため実施する。同社は2018年12月にも、アフリカにおいて、Pay-as-You-Goと呼ばれる支払った分だけ利用できる従量課金制のSolar Home System（家庭用の小型太陽光パネル・蓄電池に照明やテレビ等の家電を組み合わせた商品）事業を展開するM-KOPA Holdings Limitedへの出資参画している。
住友商事は、世界中で取り組んできた電力ビジネスの知見・ノウハウと、グローバルでの強固なネットワーク・プレゼンスを生かし、PowerGen社のさらなる成長を後押しする。また、PowerGen社と共に環境負荷の低い分散型電源の普及を促進していく考え。
未電化地域へのミニグリッド構築を推進
ミニグリッドにより給電された給水ポンプを使用する人々（出所：住友商事）
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April 27, 2020 at 01:01PM
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住友商事、アフリカ未電化地域のミニグリッド事業に参画 ケニア企業に出資 - 環境ビジネスオンライン
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