新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、閉館の危機にさらされている全国の小規模映画館(ミニシアター)を守るためのクラウドファンディング「ミニシアター・エイド(Mini-Theater AID)基金」が28日、2億円を突破した。
映画監督の深田晃司、濱口竜介らが発起人となり、有志で立ち上げた本プロジェクト。集まった基金は、閉館の危機に直面する運営団体を対象に寄付の形で分配される。
4月13日にスタートしたクラウドファンディングは、開始3日で当初の目標である1億円を突破したが、参加団体が増え、基金事務局が劇場運営者にヒアリングした結果を受け、追加の金額目標を設定するストレッチゴールを設けた。劇場の規模により維持管理にかかる費用負担の差や、2、3月の時点で前年比50%以上の観客数が減った劇場の損失の補てん、これからも続くと予想される外出自粛が劇場に与える影響を踏まえ、終了日の5月14日23時59分の締め切りまでに3億円を目指すという。
「ミニシアター・エイド基金」は、一口3,000円から支援が可能。24日時点で全国111劇場95団体が参加している。(編集部・梅山富美子)
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April 28, 2020 at 10:14AM
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ミニシアターを守る!「ミニシアター・エイド基金」2億円を突破 - シネマトゥデイ
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