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Sunday, January 26, 2020

学びの輪広げる みなべ女性大会開催 講演やミニコンサート:紀伊民報AGARA - 紀伊民報

 第5回みなべ女性大会が26日、和歌山県みなべ町東本庄のプララホールであった。みなべ女性会主催、会員約50人が講演を聴いたりミニコンサートを鑑賞したりした。

 開会式では来賓の小谷芳正町長、豊田泰猛教育長があいさつ。女性会の松川賀子会長(61)は「地域の出来事に関心を持ち、他の人を気遣うしなやかな女性は輝いている。それが地域の発展や活性化につながっていく。今日のこの会が、これからのいろいろな活動のきっかけになったらと願っている」と述べた。

 地元の梅加工会社「南紀梅干」の細川行広社長(64)は「人生いろいろ四苦八苦」と題して講演した。

 野球漬けの青春時代を送った細川さんは、現在中学生硬式野球チーム「南部リトルシニア」の副会長を務めている。同町ふるさと大使でシンガー・ソングライターの川島ケイジさんを応援しており、川島さんが作詞作曲した町公認歌「僕らが生まれた梅の町」のCDを作成するなど地域貢献にも力を入れている。

 細川さんは梅産業について「条件の悪い傾斜地で栽培してきたが、先人により同じ品種を作り日本一の産地となっている。マイナスの環境だとかえって知恵が働く。梅産業は100年先もあると思うが、生産性を上げて進化させなければならない。過度な競争で得られるものはない」などと話した。

 世の中は女性が支えて回していると強調し、無難な人生よりは積極的に動いてチャンスをつかみ、自ら花火を打ち上げることを勧めた。

 続いて町内在住の芦硲宏仁さん(45)、久保三千代さん(45)でつくる「ひろみっちょ」と町地域おこし協力隊員の青木友宏さん(28)によるミニコンサートがあった。青木さんがアコーディオンを弾いたり、ひろみっちょが紙芝居を披露したりした。板に絵を張って物語を進めるパネルシアターもあり、梅の収穫風景を再現し、備長炭があるみなべの町を紹介した。

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January 27, 2020 at 12:30PM
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