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来日中の韓国の文喜相(ムン・ヒサン)国会議長が5日、都内で講演を行い、「慰安婦問題」をめぐり2月に、当時の天皇陛下が謝罪することが望ましいとの見解を示したことについて謝罪しました。
「もう一度、私の発言により心が傷ついた方々に、改めておわびを申し上げたい」(韓国 文喜相国会議長)
韓国の文喜相国会議長は早稲田大学で行った講演でこのように述べ、当時の天皇陛下が元慰安婦に謝罪することが望ましいとの見解を示した2月の発言について謝罪しました。
「韓日関係を取り戻す『新たな仕組み』をつくる立法的な努力は、議会指導者の責務であると思います」(韓国 文喜相国会議長)
また、文議長は、徴用工訴訟をめぐる問題の解決策として、新たに基金を作り原告の元徴用工らに「慰謝料」を支払うとする法案をまとめ、国会に提出したい考えを示しました。
基金の財源としては、日韓の企業と個人から寄付を募るほか、慰安婦問題をめぐる日韓合意に基づいて設立され、7月に解散した財団が残した60億ウォン、およそ5億6千万円も充てるとしています。
一方、文議長は講演に先立ち自民党本部で二階幹事長と会談しました。徴用工問題での解決案などを表明するにあたり、関係改善の意思を与党幹部に直接伝えたい考えもあったとみられます。
今月23日にGSOMIA=「日韓軍事情報包括保護協定」の失効や、来年2月以降には「日本企業の資産の現金化」が控える中、『議長案』をきっかけに日韓両政府で協議が進むのか注目されます。(06日01:25)
2019-11-05 20:26:15Z
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20191106-00000011-jnn-int
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