【バンコク=一言剛之】ASEANは3日、バンコクで2~3日に開いた首脳会議の議長声明を発表した。中国が軍事拠点化を進める南シナ海問題について、「いくつかの懸念に留意した」と明記した。中国の人工島造成について、名指しは避けつつ「信用と信頼を損ない、緊張を高めている」と指摘した。
ASEANのほか日中韓、インドなど16か国による東アジア地域包括的経済連携(RCEP)については、「交渉の決着と、2020年の署名への確約を歓迎した」との内容を盛り込んだ。
13年に交渉が始まったRCEPを巡っては、協議が大詰めの段階を迎えている。一部の分野で意見の相違があるため、4日の首脳会議に向けて調整が続いている。
2019-11-03 15:57:00Z
https://www.yomiuri.co.jp/world/20191104-OYT1T50002/
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